最近、ジルコニアが変わってきた。
今までジルコニアはジルコニアコーピングに歯科技工士がセラミックを築盛するタイプとジルコニアブロックから機械が作る2通りでした。
1 築盛タイプは透明感 歯のグラデーションなどより天然歯に近い色調が出せますが、時間、労力費用などがかかります。
2 ジルコニアブロックからの削りだしは基本的に機械が作るので費用が安く人件費も安いです。欠点はサイコロ状のブロックからつくるので仮歯のような作り物感がありました。
最近、それが歯の色調を加えたりできるようになり築盛タイプとさほど変わらなくなりました。
強度も1200パスカルもあり築盛タイプの400よりかなり強度も高いです。硬すぎて対合歯を摩耗しますが・・・・
ジルコニアブロックのように3Dプリンターが作成する技工物は精度や質が急激に良くなっています。
保険診療でもCADCAM冠など使えるようになってきたので、今後10年は技工士ではなく機械が作る詰め物が主流でしょう。